世界各地にデータセンターは作られていますが、郊外に作られることが多いようです。
なぜなら、広大な土地が必要になるからです。でもインフラが整っていない場合が多いのでインフラを整備する必要が有ります。
建設には約2年かかります。
また、冷却のために膨大な電力を消費します。
こうした問題を解決しようとしているのがMicrosoftです。
なんとデータセンターを海中に作ろうとしています。
すでに実証実験は終了しており、さらに大きな実験設備を作っています。
海水中に円柱状のコンテナを沈め、その中にサーバを入れます。
遠隔監視と月一回ダイバーによる点検を行い、
合計105日放置して問題ないことを確認しています。
騒音はなくしずかで、排熱による周囲の海水の温度上昇もないようです。
海水中にデータセンターが作られると建設期間が90日に短縮されるようで、運用コストも大幅に下がるそうです。
将来は海岸線にデータセンターが並ぶかもしれませんね。
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